アメリカのエネルギー問題 2
全体的に見ると、今後2年間で効率化計画に5億ドルの費用がかかると予想されますが、それによって下げることのできる電力料金は、その2倍以上になると期待されています。
発展途上国では1人当たりのエネルギー消費量が先進工業国に比べてはるかに低く、多くの場合、生活水準の向上のためにもエネルギー供給量の増加が不可欠です。
・・・しかし、ここでもエネルギーの効率化はまだ手つかずの大きな可能性として残されています。
たとえば、エネルギー問題アナリストのハワード・ゲラーによると、ブラジルは効率的な技術の採用により、今後20年間の電力消費の伸びを半分に・・・
すなわち年間5・2パーセントを2・6パーセントに抑えることができるといいます。
途上国は、エネルギー消費に対する補助金ではなく、エネルギー節約と効率化への投資を誘導するような制度によって、今後20年間でエネルギー供給コストを実に1兆4000億ドル以上も削減できます。
乏しい資本を節約しながら、同時に環境改善を果たせるのです。